テクニカルミーティング、新学術領域研究総括班+学術創成研究コアメンバー会議

10月29日(木)に東大で、テクニカルミーティングと引き続き新学術領域研究総 括班+学術創成研究コアメンバー会議を開き、高圧中性子ビームラインの設計建 設の現況報告、本年度の予算執行計画などについての議論が行われました。

議事録

日時:2009年10月29日10:30〜17:00

場所:東京大学理学部化学東館

議題:テクニカルミーティング、新学術領域研究総括班+学術創成研究コアメンバー会議

出席者:八木、内海(司会)、井上、片山、飯高、鈴木、鍵、奥地、服部、有馬、 小松、佐野、阿部、西山、川添、永井 (記録)

[議事]

 J-PARC全体の状況とPLANET建設に関する予算の執行状況、計画について内海より説明があった。

 PLANETの建設状況について、服部、有馬より説明があった。 順調に建設・発注が進んでおり、遮蔽体の設置は年度内完了予定であ
  り、3月末にはビームラインの外枠が完成する見込み。
  チョッパーの発注完了。
  ミラーの発注完了。
  検出器の発注完了。

 これまでの予算の執行状況や今後の見込みから、PLANETの旗艦であるプレスを一年前倒しして、H22年度に発注することを視野に入
  れ、仕様について議論した。

 一段押しの方式として、GRCが開発を進めている6−6を基本とした技術開発を進めていく方針を確認し、技術開発は、西山、川添、
  山田、佐野が中心となっていただくこととなった。今年度の総括班予算から技術開発にあてることができる予算工面については、内海、
  八木に一任した。

 プレスの最大荷重について議論を行い、これまでの議論どおり1500トンをベースに、最終的には内海を中心とした建設チームに判断を
  一任することとなった。

 ラジアルコリメータについて議論され、ビームラインとして建設するものについて、プレスや空気散乱などのバックグラウンドを抑える
  ことを目的とした最低限の仕様について服部を中心に検討し、試料回りからの散乱などプレスの種類などによるバックグラウンドへの対
  処については、それぞれのプレスの開発チーが検討するという方針を確認した。

 放射光課題の申請は半期見送り、必要なものは、現在メンバーの持つ課題の中で工面する方針を確認した。

 各計画研究の進捗状況と、DAY ONE実験の計画について説明があった。

 井上より中性子カメラの現状について説明があった。

 奥地よりアンビル材、TiZrなどの素材開発タスクの現状について報告があった。

 阿部より匠の実験結果について報告があった。

 内海より高圧実験準備室の賃貸について説明があった。


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